木炭紙にインク+ガッシュ+アクリル絵具 – 490 × 640 mm
Emil Gilels「ベートーベン ピアノソナタ NO.31 作品110」
ベートーベンのピアノソナタは単発から全集と、いくつかを売り買いして、今手元にある31番はエミール・ギレリス、アブデル・ラハマン・エル=バシャ、アンネ・エランド、アンティ・シイララ、アイナル・ステーン=ノックレベルグ、と5種類ありますが、ノックレベルグさんのCDをいただいたきっかけもあり、久々にベートーベンのピアノソナタの中でも一番アイシテイル作品110を順繰りに拝聴して、作品110の世界にどっぷりと浸かりました。
それでぐるっと回ってエミール・ギレリスの演奏にどきっとしたのですが、異常な静寂感がハンパないです。これはドイツ・グラモフォンの録音の技?かいな、と、疑り尽くしたのですが、やっぱりギレリスの力技のようです。どうして鳥肌が立つほどの静寂が演奏にでるのか?ちょっとしたことが芸術の醍醐味ですが、何故?どうして?