木炭紙にインク+ガッシュ+アクリル絵具 – 490 × 640 mm
Per Salo「チャールズ・アイヴズ ピアノ ソナタ第2番」
このアイヴズのCDは、私の友人であるS氏の、ご友人から頂いた9枚のCDの内の一枚で、予想を遥かに超えた音楽でした。多様な威力のある遊びの不協和音と言いましょうか。私の絵画制作も同じ不協和音ですが(威力はないか)
アイヴズは「不協和音のために飢えるのはまっぴらご免だ」と保険会社に就職し、その後自ら保険会社を立ち上げ成功した人ですが。
最近SNSを通じて若い作家志望の方を知る様になったのですが、驚いたことに、制作活動だけで生活して行こうとしている方が居るんですね。その若い方の未来はもとより、才能の開花も成功も私如きに予想はできませんが、ちょっと待てと、ご実家が穀潰しを持てる余裕のある家でしたら良いのですが、そうでないのなら、定期収入のある仕事につきましょうよと。
ヤバヤバな人生をおくったジジイが若い他人にとやかくは言えませんが、長い貧乏は精神を病みます。
ゴッホはテオというパトロンが居たから、制作に没頭できたんでしょう?ゴッホは悲劇的な画家でしょうか?私はパトロンがいる芸術家ほど幸せな人間はいないと思います。
相変わらず脱線しますが、頂いた日から毎日50分にも及ぶこの曲を聴いています。私は気に入った曲があるとトコトンしゃぶり付くすんですね。