木炭紙にアクリル絵具 – 500 × 330 mm
Festetics Quartet「フランツ・ヨーゼフ・ハイドン 弦楽四重奏曲全集」
フェステティチ四重奏団演奏のハイドン弦楽四重奏曲のCDは、いつものように友人のS氏からの受け売りで知りまして、CDの発売に足並みを揃える様に買い集めておりましたが、ある時期から店頭でCDが目につかなくなり、どうしたのかなと、S氏に相談した所、評論家の吉田秀和さんが書籍でお褒めになったとの事で、それで売れちゃって店頭では品切れだったんですね。
そんなこともあり、飽きっぽい私は全集の半分くらいで収集が止まってしまっていましたが、最近になって、ダウンロード販売で改めて全集を手中に納めました。
私にはハイドンの音楽は何度聴いてもイマイチよく分からないのですが(まあ耽溺するようなタイプの音楽では無いでしょうが)、耳タコになるほどガット弦の音色の美しさに惹かれ聴き続け、少しづつ分かってきたような気がします。フェステティチ四重奏団のピリオド楽器の音色がつれつれと耳を伝わり官能に響いてきて、弦楽器の音色だけで幸福になれます。